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? ? ヨーグルトのなぞ

08 嫌気性と好気性

「だんだん空気が少なくなっていきます」

細菌には「嫌気性」と「好気性」という分け方があります。嫌気性は空気(酸素)を嫌う菌、好気性は空気の中でもどんどん増殖できる菌です。それと、空気があってもなくてもよい菌もいて、これは「通性嫌気性菌」といいます。

この性質は、さまざまな腸内細菌が私たちの体内のどこにすみついているか、ということと関係します。というのは、口から奥へ入っていくほど、消化管の中は空気が少なくなるからです。一方、肛門からは空気が入らないので、その手前の大腸になると酸素はまったく存在しません。嫌気性のビフィズス菌やクロストリジウムはここにすんでいます。また「ナチュレ 恵 megumi」に入っているもう一つのプロバイオティクス、ガセリ菌は小腸にすんでいます。ガセリ菌は乳酸桿菌の一種で、これは空気があっても生きていられる通性嫌気性菌です。

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